あなたの周りに、家族に働き続けることが難しい方はいませんか?

学校を卒業した後に、就職をしたのだけれど長く続かなかった。再就職を何度も繰り返し、定着しない。就職できてもすぐに辞めてしまう。

就労移行支援サービスを使って就職したけど、サポートを継続してもらえなかった。

就職したいけど、どうすれば就職できるのかが分からない、手伝ってほしい。

このような人が身近にいませんか?

社会に隠れている「大人の発達障害」

実は、このような人たちの中には発達に凸凹があって、普通に働くことがとてもつらい状況があります。

今まで、障がいがあるとは言われなかった人が多くいらっしゃいます。

では、障がいが無いのにどうして?と思われるでしょうがこのような方は実際に沢山いるのです。

大人の発達障害は「病気ではありません」

学生時代には何の問題もなく社会まで進まれた方達ですが知的水準に問題が無いため、ちょっと変わった人だと思われるぐらいで流されていましたが社会に出て、仕事の上で、家庭の中で沢山の問題を解決しながら生活をしなくてはならない状況で元々、持っていた発達の凸凹が表面化してきます。

上手くいっている時は、情緒も安定し多少の無理が聞くのですが、事が思うように運べない状況が二重三重にも折り重なったときにバーストを起こすように表面化してきます。

障害というより「個性と捉える見方」

少し前より、ネットで検索キーワードの上位に上がっていた『大人の発達障害』と呼ばれるものです。

働き続けることが出来ないために、家族や周囲から努力や我慢が足りないと言われがちですがもしかしたら、そこには原因があるかもしれません。

まとめ:「一人ひとり違う個性」をまず家族が認めてあげること

現在、発達障害の治療はとても進んでいます。服薬による調整を行うことで安定した情緒や生活を取り戻すこともできます。このような受診を行うことも一つの方法です。

一方で、まずご本人の特性を「個性」としてご家族がまず認めて、障害の特性を調べ、特性に応じた対処方法をマニュアル化し、「自身の取扱説明書」を作成することも、長い人生を豊かに、そして安定した社会生活を送るうえでとても有効な方法です。